金蘭会セミナー内容

第233回「3・11と中原中也の詩」

開催日
2019年11月15日(金)
講師

佐々木幹郎(ささき・みきろう)氏(S42年卒)

プロフィール

詩人。1947年奈良に生まれ大阪で育つ。同志社大学文学部哲学科中退。ミシガン州立オークランド大学客員研究員、東京藝術大学大学院音楽研究科音楽文芸非常勤講師を歴任。詩集に『蜂蜜採り』(書肆山田、高見順賞)、『明日』(思潮社、萩原朔太郎賞)など。評論集に『中原中也』(筑摩書房、サントリー学芸賞)、『アジア海道紀行』(みすず書房、読売文学賞)など。『新編中原中也全集』全6巻(角川書店)責任編集委員。最新刊に『中原中也―沈黙の音楽』(岩波新書)、共著『大正=歴史の踊り場とは何か』(講談社選書メチエ)、詩集『鏡の上を走りながら』(思潮社) 。

内容詳細

1923年(大正12年)9月1日の関東大震災に遭遇した詩人・中原中也の眼を通して、2011年3月11日の東日本大震災の以前と以後の日本を見ると、どのように映るか。中原中也の詩を通して、詩の言葉が生まれる源を考えます。

講演会場の様子です