金蘭会セミナー内容

第224回「映像《読み書き》教室 ~映像をつくりたい人へのヒント~」

開催日
2018年12月14日(金)
講師

西尾孔志(にしおひろし)氏(平成5年卒)  映画監督 映画プロデューサー

プロフィール

監督作『ソウルフラワートレイン』『函館珈琲』等。
1974年大阪生まれ。京都の時代劇の撮影所にて見習いスタッフとして働き始める。
自主制作で映画を監督し、大阪市の若手育成映画祭「CO2」にて第1回グランプリを受賞。
同映画祭の運営ディレクターや、京都造形芸術大学(〜14)で講師を務める等、後進のサポートにも力を注ぎつつ、自身の映画制作も続ける。
2013年、初の商業映画『ソウルフラワートレイン』にて「おおさかシネマフェスティバル」新人監督賞。
監督の他に、ABCドラマの脚本や、若手監督作品のプロデュースなど。

内容詳細

映画がどのように成り立ってきたのかに始まり映像には感情が映らない。それだけに作り手は感情や五感をいかに表現したいのか。監督は編集や演出の中で、雨を降らせたり、音をのせるといった仕掛けやマジックを使って感情を表現するというお話を実際の映画の映像を使って解説していただきました。一つのものだけの描写では感じなくとも、2つの映像が並ぶと、人間はその2つの映像の感情の関係性を考えるになることも教えていただきました。参加された皆さんはきっと次に映画を見る時に、楽しみ方が変わるのでは?